先日、福島から2日連続でご来店いただいたお客様がおります。初日はフォアグラ付きのプリフィックスランチで2日目は隣の席にお座りになられた常連さんのお勧めのウッフ ブリュイエ(スクランブルエッグ、トリュフ入り) 那須塩原市からおいでになる常連さんはもう10年来のお客様、生クリームの脂肪分やソースの煮詰め方などとてもうるさいお客様です。(お客様に対してうるさいとは大変失礼なのすが・・)フランクにお付き合いしています。そのお客様がなんでこんなに滑らかなで上品なスクランブルエッグが出きるのかという質問に耳を傾けていたらしいです。そもそも私は80年、90年代ホテルで働いておりましたから卵料理は基本中の基本外国人のお客様は目玉焼きでもうるさいこれ当たり前の仕事だと思っています。福島からこられたお客様も大絶賛!90年台の初めアラン パサールのお店のアルページュでもアミューズで提供されていました。 たかが卵料理ですが先輩方からいい仕事を学べてよかった思います。話は変わりますが 卵料理で火の扱いを学ぶと言っても過言ではないのです。卵の固まる温度、オムレツを巻く時の火加減と混ぜ合わせ方等色々、オムレツを作らせると腕がわかります。ちなみに私がパリに過ごしてた頃、ブルギニヨンの菊地さんもアルページュにお勉強に来ていました。パリの五十嵐さんの後輩のアパルトメントに寝泊まりしていました。当時確か21,2歳です。やる人はその年代から勉強しています。さすがです。
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