先日のお客様からの質問です。
お店によってはなぜ写真がNGなのか?
私なりの回答です。
1、お店が狭い(テーブルの間隔が狭い )2、シャッター音が気になる 3、全てにおいて他のお客様に迷惑になる。
東京にいる友人に話しを伺うとお店の宣伝になるからOKという人とメニュー内容からくる料理提供時のわくわく感がなくなるので基本的NGと完全にダメという答えです。
私の主観的な意見
1、オープンキッチンである当店は、ランチタイムは基本撮影禁止、(ランチタイムはお急ぎのお客様、軽く接待、主婦会と様々な対応をしなければならないので撮影禁止です。ディナーの場合は他のお客様にご迷惑にならない程度でお願いしております。貸切はOK)
もし仮に撮影許可した場合,すべてのお客様が撮影OKとい事になると、気になって仕事に集中できません。(以前、小さな携帯の呼び出し音でさえ気になりお客様同士でもめたこともある、お店側はどちらにもつけず営業がストップ、周りの雰囲気も悪くなる、またインターネットでお店の情報を発信してくれるということは利点もあれば欠点もあります。情報がお店のコンセプトとかけ離れてしまう、例えば子供連れでもOKと書かれてお店が子供だらけになってしまい静かに食事しようというお客様に迷惑をかけてしまうというように、断ればいいじゃないのなんていう人もおりますが、日本の場合お客様は神様ですが変な風に定着してしまいましたね。)
それにより焼き具合の乱れ、盛り付け時の集中力の欠如、自分のイライラ等、決してよいお皿が完成できませんね。下手したら火傷、けが等します。(けがは自分持ち)今では当たり前のように写真を撮って画像を載せ、投稿して何人フォロワーがいて、もうあそこに行ったんですね!とか、どうでした?とかなんてやっているようです。私もフェイスブックとかで画像を載せますけど他のお客様、周囲に迷惑にならないようにお店側に尋ねてから写真を撮っています。(基本、料理を食べに行くのでお料理の写真は撮りません)早い話、お店側にも迷惑となり静かに食事したいと思ってわざわざ足を運んでくれたお客様にも迷惑となる場合もあります。
ご自身のプログ等で投稿する場合等、最低お店にお断りして撮影しましょうとか載せるべきかと思います。私自身余り度が過ぎると些細な事が社会問題に発達しそうな気もします。
私みたいに昭和の料理人はそんなの写真なんか撮ってないでノートに書いて覚えろと親方から怒鳴られました!(笑)
お客様の考えはプロだからちょこちょこっと雑音なんか気にしないで出来るでしょう、こっちは客なんだから、わざわざSNSで宣伝してやっているのだから、そんな考えなのかもしれませんね。それって逆も考えられる訳で皆さん何かしらお仕事をなさって生計を立ていると思います。(自分の仕事場や神経を集中している所でカシャカシャ音たてて断りもなく写真とられてもいやですね、レストランみたいな所は事務所とは別だよなんて考えている方もいらっしゃるのでは・・・私には仕事場です。これで生計立て子供を学校に行かせて、会社で加入している社会保険、厚生年金、労災、失業保険等の福利厚生費を支払い、閉鎖したお店の借金返済しているわけで・・・)
ある口コミサイトであるレストランのことを写真NGなら何等か記載を入口にしておけばいいとか書いてあるのを拝見しましたが店側も事細かく注意事項、禁止事項を入口に記載しておくのもどうでしょうか?店側が駄目というのならダメなだけで、たとえ他にお客様がいなくても(お店側にも何らかの理由があるのですから・・)そもそも食事が目的なのでしょうから・・・
後は、大人のマナーでしょう、それがいやならもう行かなきゃいい話です。
私みたいにあまり数学の得意ではない人は周りガヤガヤしてるだけで二桁の足し算でさえも間違える事もあるのです。レジもしょっちゅう間違えてひと桁少なくなっています(笑)!!
お客様もまた納得でした!!
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